ネットマーブルと仮想通貨

ネトマのディープなニュースを発信。更新遅いです。

ネットマーブル・開発中の3タイトルをG-STAR2023に出展

G-STARとは

韓国最大のゲームショウのことです。
世界三大ゲームショウといえばアメリカのE3・日本の東京ゲームショウ・ドイツのGCですが、韓国にもそれなりの規模のゲームショウがあります。
それがG-STARです。
今年は11月16日に開かれますが、そこにネットマーブルが現在開発中の3タイトルが出展されます。

gstar.netmarble.com


それぞれ分けて見ていきましょうか。


Demis Re:Born

スマートフォン専用タイトルです。
映像を見る限りは、アクションゲームでしょうか。
アニメOPのような主題歌が流れながら、それぞれのキャラが引き立つように戦っているので、ストーリーにも力を入れていそうですね。

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今のネットマーブルはアクションにも進出していて、非常に可能性を感じます。
これまで大型タイトルではオートで動くRPG一辺倒だったのが、徐々に変わりつつあります。
過去のナイツクロニクル→七つの大罪の流れからわかるように、完全な選択式コマンドRPGでも成功し、次はアクションといったところでしょうか。
前々からこれだけの映像美でグルグルと動かせないのはもったいないと思っていたので、非常に楽しみです。



RFオンライン ネクス

ネットマーブルの仮想通貨MBXの対応タイトルです。
待ちに待った・・・といったところでしょうか。
開発自体は2020年に発表されているので、開発には少なくとも3年以上かけています。
制作人数にもよりますが、恐らくPS5等の大型タイトルと同じ規模の製作費がかかっているでしょうね。

ただ、情報がほとんど出ていないので、どんなゲームになるかは未だにわかりません。
映像からはプレイヤー同士で協力して敵と戦ういわゆるPvEに見えますが、恐らくプレイヤー同士で戦うPvPも実装してくると思います。
課金要素がとんでもなく多そうです。

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MBX対応タイトルということは、今話題のPlay to Earn(以下P2E)ですね。
このジャンルは遊んで稼ぐ、という触れ込みでよく宣伝されています。
ただ、ジャンル自体の認知度も低いですし、まともなゲームはほとんどありません。

現状のP2Eはゲームを遊ぶことでもらえるデイリーポイントのようなものが仮想通貨になっていて、円などに変換できます。
しかし、法律上の規制もあって、事実上東南アジアがメインにサービスが行われています。

とはいえ、未来は明るいと言われています。
まともなものでも、最初は怪しまれるということは多々あります。
インターネットや通販もその類だったのではないでしょうか。

確かにP2Eは稼ぐことがメインに宣伝されているので、怪しさを感じる人が多いのは仕方ありません。
宣伝手法も運営が配布する額や公式大会の賞金額ばかりで、面白みもないですよね。

それでも、ゲーム性を保ってP2Eを成立させているタイトルもあります。
代表的なのが、アメリカの会社が開発するSANDBOXです。
一つの世界を作り、そこの土地を販売し仮想通貨で自由に経済活動をしてもらうといった内容です。
なかなか面白いです。


P2Eは成立しないという意見もあります。
運営がただお金を配るだけのようなゲームデザインは、いずれ破綻するからです。
でも、ジャンル自体がなくなることはないでしょう。

ユーザーが持つ仮想通貨を奪い合うデザインのゲームも生まれるでしょうし、闘技場のような会場を作り、出場額や観戦額・賭け金をユーザーが仮想通貨で行い、その中の数%を運営が取るかのような、ユーザーと運営どちらも潤う仕組みも登場するでしょう。

P2Eであれなんであれ、成立させるには、ユーザーが熱くなれるようなゲーム作りが大前提にあります。
ゲーム作りさえしっかりしていれば、ユーザーは必ず仮想通貨を使います。

何のために仮想通貨を使うのか、といえば発行体が独自の経済圏を作るためでしょうね。
MBXを対応タイトル間で自由に移動させたり、MBXでしか利用できないサービスを作り使用・保有を促したりすることで、次のタイトルにも興味を持ってもらいやすくなります。
P2Eは発行体がいかにゲーム外の魅力的なサービスを提供できるかも重要です。ゲームだけで完結すると長続きしないでしょうね。
こういった視点でみると、ネットマーブルはすでにその準備を着々と進めていて、将来性抜群じゃないかと思います。


これはMBXを使って所有者証明が可能な画像データ(NFT)の売買ができるサービスです。
現状はこの程度ですが、今後は多くの商品がMBXで販売されることになるでしょう。

MBXに価値がでれば、株のように魅力的な投資商品にもなり、資産価値も上がります。
ネットマーブルは今以上に魅力的な会社になるでしょうね。

七つの大罪 オリジン

スマートフォン・PC・PS5対応のMMORPGです。
MMOとは、1000人以上の人間が同時に一つのフィールドに存在し、それぞれ協力しあいながら冒険していくオンラインゲームのことです。
そして、ネットマーブルにとっては記念すべきPS5初進出タイトルになります。
映像を見ればわかる通り、凄まじいまでの原作再現度です。

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もはやスマートフォンでプレイするのは難しいのではと思います。
最近のネットマーブルは、アニメをゲーム化することが多くなってきました。
韓国のバンダイナムコといった立ち位置になるのでしょうか。

版権モノが成功した企業は強いです。
ネットマーブルは隙がないですね。

僕もG-STARに行きたいんですが、韓国に住んでいないので気軽に行けないのが残念です。