MBXは次世代の株
これが仮想通貨とは完全に名ばかりで、発行目的を見れば完全に株であることがわかります。
保有枚数をもってネットマーブルの運営に意見・関与できるようにデザインされているので、通貨とは違って保有することにも意味を持ちます。
保有枚数が多ければ多いほどその意見は重視されるので、実質的な用途は株と同じです。
購入理由
元々はネットマーブルの株を買おうと思っていました。
ただ、韓国企業の株は利用している証券会社に取り扱いがありません。
そして僕が住んでいる国は規制上、一つの証券会社しか利用できないので、MBXを買うことにしました。
調べていくと、むしろこっちのほうが資産価値としては面白そうだとも思っています。
手軽に購入できる点はもちろん、この分野(ブロックチェーンを利用したサービス)が発展していくのが日々感じられるので面白いのもいいですね。
最大発行量
株と同様に仮想通貨にも最大発行量があります。
単純に発行枚数が多ければ多いほど価格は安くなります。
これも株と同じですね。
MBXの最大発行量は3億枚です。
そして以下のデータを見ると、現在9000万枚発行済みであることがわかります。
coinmarketcap.com
2022年3月に発行が開始されて、およそ1年半で9000万枚発行されていることを考えると、3億枚に達するのは2026年-2027年辺りでしょうか。
一般的に発行上限に達すると、価格が上昇する傾向にあります。
運営が保有する分を除いて全ての通貨が市場に出回るので、枚数増加による価値の希薄化がなくなるからですね。
ちなみに価格が数百万のビットコインの最大発行量は2100万枚です。
MBXは元々最大発行量が10億枚でしたが、2023年夏に3億枚に変更されることになりました。
最大発行量を減らすと価格が上昇する傾向にありますが、残念ながらMBXは上昇していません。
会社が赤字だから当たり前ですかね。買い手がいないのでしょう。
とはいえ、いずれMBXを利用できるゲームの登場で注目を浴びる日は来ます。
ゲームの話も書きたいところですが、それはまた今度で。
配当金も仮想通貨
ネットマーブルはMBXの保有者に配当金を配っています。
配当金といっても、現金ではありません。仮想通貨を配布しています。
MBXをネットマーブルに預け入れ、配当金をもらうサービスを「ステーキング」と呼びます。
ステーキングは公式ウォレットを作成して、そこにMBXを移動させるだけでできます。
実に簡単です。
www.marblex.io
ステーキングの上限数
株と違って、ステーキングには上限があります。
MBXの場合は5万枚です。
この5万という数字が、とりあえず購入枚数の目安になるでしょうか。
ネットマーブルが想定している個人の最大保有数が5万枚であれば、とりあえずはそこを目指して購入していきたいですよね。
であれば、現在の価格である1枚0.6ドルは格安といえます。
1万枚購入するのもそこまで苦労はしません。
ステーキングの年利
現在の年利は驚異の45%です。株と比べると信じられない数字です。
株であれば、5%でも高配当と言われます。
ちなみにステーキングサービス開始時は90%を超えていました。ありえないです。
なぜ数字が減っているのかというと、会社が赤字だからではありません。
この数字は全体のステーキング量が増えるにつれて低下していきます。
つまり、配布できる仮想通貨量は一定で、それを全員で分け合っている状態です。
ちなみに、ステーキングの利用者が増えれば増えるほど価格は安定する傾向にあるので、多くの企業が高配当で人を呼び、価格を安定させようとしています。
MBXも最終的には主要な仮想通貨と同様に3%程度に落ち着くと予想しています。
ネットマーブルの場合は、変動する年利に加えて固定年利で7%分上乗せされるので、かなり良心的です。
仮想通貨の冬と呼ばれている下落相場の今でも、MBXのステーキング量は増加し続けています。
今日時点で800万枚ほどです。まだまだ少ないですね。
ちなみに、MBX発行時の価格は1枚70ドルでした。
期待の表れでしょうね。
価格は下落していますが、ネットマーブルを見る限り、いずれ最高値を更新する日は来ると思います。